アルピナ ニューモデル 特別展示会 2008 [フェア]
アルピナ世田谷ショールームにおいて開催された「アルピナ ニューモデル 特別展示会 2008」に行ってきました。
世田谷ショールームは、ドイツ本国以外では、世界初となるアルピナのエクスクルーシブ・ショールームで、特別展示会ではBMWアルピナB3 Biturboを始めとして、B5 S SuperchargeやB7など総勢8台のアルピナ車が展示されていました。
1Fのショールーム入り口にはアルピナ B3 BiTurbo カブリオレが2台並んで、展示されていました。
プラチナ・ブロンズのB3 BiTurbo カブリオレ。アルピナのボディカラーというとアルピナブルーやアルピナグリーンというイメージがあるだけに、それ以外のボディカラーのアルピナは新鮮に映ります。展示車はALPINA DYNAMIC 19インチホイールを履いていました。
内装はクリームベージュのダコタレザー。ウッドには、アルピナ独自の高級ウッドトリム、エルムウッドが使われています。
フロント及びリアシートにはお約束のアルピナ・メタルエンブレムとひし形マークが配され、ただでさえラグジュアリーなインテリアをより特別なものにしています。
3シリーズ カブリオレのデザインに調和するように、控えめなリア・スポイラーが取り付けられています。
ちなみにタイヤハウジングは拡張されています。
こちらはブラックサファイアのB3 BiTurbo カブリオレ。隣の優雅なプラチナブロンズのカブリオレとは
一転、精悍な感じがしてカッコいいです。
インテリアはセクシーかつ妖艶なコーラルレッドのダコタレザーインテリア。ブラックの外装色との相性はバッチリですが、ブルーのアルピナメーターがちょっと浮いてるのが残念。
ショールームの2Fに移動すると、6台ものアルピナが展示されていました。
一見するとノーマルのBMW 3シリーズに見えそうなチタンシルバーのB3 Biturboリムジン(セダン)。
よ~く見ると、シルバーのボディにシルバーのデコラインが貼られていました。闇雲にアルピナであることを主張しない大人の為の仕様といったところでしょうか。
カブリオレに比べて大きめのリア・スポイラーと4本出しのエキゾースト・テール・パイプが力強い印象を与えるテールエンド。
しかしながら、テールパイプはマフラーカッターになっています。これについてはアルピナファンの間でも意見の分かれるところ。
B3 BiTurbo クーペも展示されていました。ブラックサファイアのエクステリアにコーラルレッドのインテリアで1Fにあったカブリオレと同じコンビネーションです。
アルピナブルーやアルピナグリーン以外のアルピナを街で見かけると、ノーマルのBMWにアルピナのデコラインを付けただけ?なんて思われてしまうこともありそうですが、本物はオーラが違います。ブラックでもアルピナオーラを発しています。
スペシャルペイントのアルピナブルーにシルバーのデコラインという定番のボディカラーを纏ったアルピナB5S Supercharge。私にとってはアルピナといったらこの色。やはり買うならアルピナブルーを選びます。
明るいベージュのインテリアに組み合わされるのは、アルピナ独自のミルテウッドトリム。ステアリングにはブルーとグリーンのステッチが施されています。
アルピナグリーンにゴールドのデコラインをあしらったB5S Supercharge。このカラーコンビネーションも魅力的。
アルピナB3 BiturboやB5Sの影に隠れがちなB7も展示されていました。本国では新しい7シリーズも
デビューしましたが、まだまだ古さを感じさせないエクステリアデザインです。
最高速度318km/hとアルピナの中でも最速を誇るアルピナB6S Supercharge。
ボンネットはグラスファイバーとカーボンファイバーで構成されたアルピナ独自のもの。ラジエーターからの排気を排出する為のステンレスグリルも備え付けられています。
ショールーム2Fの商談スペース。ブルーにグリーンのステッチが施されたアルピナカラーのチェアが目を引きます。
アルピナのラバリナレザーの色見本とカタログ。テーブルはアルピナのクラシックホイールをモチーフにしたデザインになっています。ラバリナレザーは手触りといい、質感といい、文句のつけようのない素晴らしいものですが、オプション価格が高価なのと耐久性が気になるところです。
日用ユースで使うのなら、ダコタレザーの方が良いのでしょうか。
ちなみにこのチェアの表皮に使われているのはラバリナレザー。販売もされていて、一脚48万円するそうです!
同フロアにはオープンではなくクローズドタイプの商談スペースも用意されていました。
ショールームではクルマだけでなく、シャツやネクタイ、財布などのアルピナグッズも販売されています。
アルピナエンブレムとダイナミックホイールを模したアルピナマウスパッドやアルピナストラップ。ショールームに来た記念に買いたかったのですが、当日はグッズ担当の方が、ショーケースの鍵を持ったまま外出してしまったようで、買えませんでした。残念…
私にとってアルピナは、数あるメーカーの中でも大好きな自動車メーカーの一つです。高性能を主張しすぎない控えめな外観、内に秘めた強力なパワー、顧客の個性を反映して、思い通りに仕上げてくれるインテリア…
効率化、合理化が叫ばれる現代において、顧客の嗜好を忠実に再現するためなら、手作業もいとわないその姿勢は、捉え方によっては、非効率で時代に逆行してると思われるかもしれません。しかし、私はそんなアルピナが好きです。
世界で一台だけの、自分にピッタリのアルピナを作り上げることが出来たなら、それは自分にとって
一生モノの一台になるでしょう。
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